家族とは、なんなのか。
わからなくなってくる。
自分の気持ちも。
思いやることができない。興味がない。
本当にそうかさえもわからない。
どうしたらいいのか、わからなくて、正解を探してるのか。
愛がないのか。心がない人間なのか。
どんどんわからなくなっていく。
冷たい人間だと思われるのが怖い、気もする。
怖くて何も話せないのか。本当に何も思わないのか。
自分を出さないうちに、いつの間にか心がなくなってゆくのか。
いつの間にか、冷たい人間になったと思った。
温かい人を理想としている。そうでありたいし、そうであれば幸せを感じる。
でも、そんな風に感じることは減っていって、いつしか冷たい人間になっている気がする。
それで、自分はそれでもいい。なぜなら自分の居場所はいくつかあるから。作ろうとすれば作ることもできる。
でも、それができない人は。
居場所が一つしかない人は。
そこが唯一の拠り所となる。そこが全て。そこで受け入れられなければ、そこに愛がなければ、その人はもう温かい幸せを感じることはない。
この悲しさ。寂しさ。
それは分かる。
でも、居場所を他に作ればいいのに。
そう思ってしまうどこまでも冷たい自分。
絆と書いてほだしと読む。
心とは、窮屈なものか。自由のないものか。
自由に思うと罪悪感を感じる。
こんな経験、たまにあるかもしれない。
やっぱり心がないのか。
思いやりのある温かい人になりたい。